SNSがあればホームページは必要ないかな?
こんなご相談をいただくことがよくあります。
SNSもホームページも集客ツールであることは同じです。でも、SNSとホームページには、それぞれ異なる性質があります。この性質の違いを理解して、場面に応じて使い分けることができれば、スムーズな集客につながります。
この記事では、ホームページとSNSの違いと使い分け方をまとめています。最後まで読んでいただければ、それぞれの性質と役割がわかり、使い分けができるようになりますよ。
ホームページとSNSを性質ごとに比較してみる
手軽さ
始めやすくて更新もしやすいのはSNSです。気軽に情報発信ができますね!
一方、ホームページは制作するのにある程度の時間と費用がかかります。
情報の定着性
知りたい情報に、確実にアクセスできるのはホームページです。SNSは流動性が高く、大事な情報も流れてしまいやすいです。
最近では、Instagramなどでもハイライト機能が使えるため、定着性も上がっているでしょう。ただ、膨大な量の情報をハイライトに載せる訳にはいきませんので、情報量には制限があります。
拡散力
拡散力が高いのはSNSです。スピーディーかつ広範囲に情報を届けることが得意です。
一方、ホームページをSEO対策して検索上位表示させるためには、数ヶ月かかります。
信頼性
SNSは手軽に誰でも始められるからこそ、怪しいアカウントもあります。
一方、ホームページは、作るために費用・労力・時間がかかっており、信頼性は高いです。
情報の詳細さ
ホームページは伝えたい情報を全てを届けることができるツールです。
SNSは1投稿の情報量が制限されており、詳細情報の発信には向いていません。
距離感
SNSは相互にコミュニケーションが取りやすく、発信者とフォロワーの距離感が近いです。
ホームページはお問い合わせフォームやコメント機能を設置することはできるものの、SNS上でのコミュニケーションに比べるとハードルが高いと言えます。
SNSとホームページの使い分け方
SNSとホームページには、それぞれ得意・不得意があることがわかりましたね!
次は、SNSとホームページの使い分け方を解説していきます。
SNS
最適な役割:認知拡大・コミュニケーションによる信頼構築
手軽で拡散力が高く、フォロワーとの距離感が近いSNSは、「届けたいお客さまに認知してもらう」「お客さまとのコミュニケーションにより信頼を築く」ことに向いています。
ホームページ
最適な役割:情報提供による信頼構築
情報の定着性・詳細さ・信頼性が高いホームページは、「興味を持ってもらったお客さまに知りたい情報を提供することで信頼を築く」ことに向いています。SNSでは載せきれない、また体系的に伝えたい情報をコンテンツとして掲載しましょう。
どちらか一つではなくSNSとホームページを併用して集客しましょう
SNSとホームページはそれぞれ持っている性質が大きく異なります。
2つを併用することで、お互いの苦手をカバーしあい、いいとこ取りで集客することができます。